|| コレステロールの真相 || || 狂牛病情報 || || ピーナッツでダイエット!? ||
|| 牛乳と癌 || || アンチエイジング || || オリーブオイルとダイエット ||
|
| 栄養医学研究所発 New-trition Topics |
最近話題の情報やその真相を深く追求します
|
| コレステロールはダイエットの敵ではない! |
テレビのチャンネルを回せば「○○を飲めばやせる!」新聞を開けば「○○健康器具で○kgダイエット!」。日本人はこんなことを続けてそろそろ10年が経とうとしています。
皆さんの中にも肥満を気にされて、食事制限、ダイエット食品の摂取、スポーツジム通いをされている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
肥満の大敵は何?と聞いたら、ほとんどの方が「コレステロールの摂りすぎ」「運動不足」と答えられるのではないかと思いますが、さて、この「コレステロール」について正しい知識を持っていらっしゃる方が何人いらっしゃるでしょうか?
とかく肥満の大敵として疎まれているコレステロールですが、「悪玉のLDLコレステロール、善玉のHDLコレステロール」、「心臓病にはコレステロールは大敵」「脂肪だからコレステロールは太る」、いずれも間違った知識ではないことも事実です。
問題は、「肥満=コレステロール」のイメージが1人歩きしすぎてしまったことにあります。
肥満改善やダイエットのためにコレステロールを避けた食事、また食事量そのものを制限することによって確かに体重そのものを落とすことは可能でしょうが、それと同じに健康のレベルも落とすことになることの認識が低すぎることも事実です。
まず、人間の体内にあるコレステロールを100%とすると、その80%は数々の食物栄養素によって肝臓が作り出し、残りの20%が直接的にコレステロールを含む食物摂取によって構成されています。これを裏付ける興味深い例があり、コレステロールが豊富に含まれると言われている卵を1日に1ダース、1週間続けて食べても血中のコレステロール値にほとんど変かは見られませんでした。
また、肝臓におけるコレステロール生産の能力は年齢とともに低下してくることも事実です。もう1つの事実として、ダイエットには非常に興味をお持ちの女性に知っておいていただきたいことがあります。
人間には生きていくため、また子孫を残すために必要で重要な働きを担う「ホルモン」という物質があります。特に女性には直接的・間接的に代謝、妊娠、神経系で重要な働きを担うプロゲステロン、エストロゲンと言われる女性ホルモンがありますが、これらのホルモンを作る源になっているのがコレステロールであることはあまり知られていません。
プロゲステロン、エストロゲンは女性にとって非常に重要なホルモンであり、月経、妊娠に関わるだけでなく、骨の形成、神経伝達、老化などにも深く関与しています。
このようにコレステロールは人間にとって非常に重要な物質であり、誤った知識によるダイエットは非常に危険であるということです。
HDLコレステロールレベルを向上させ、正しい食事と不足しがちなビタミン・ミネラルの補給によって肥満や心臓病を改善、予防することを心がけてください。 |
ページTOPへ
|
| アメリカ発 狂牛病情報 |
日本でも過剰とも思える口蹄疫とCJD(Creutzfeld-Jakob Disease)を懸念したECからの食肉輸入抑制が米国のTVでも報道されていますが、ここシアトルの地元のCATVで"MAD COW DISEASE"と題した1時間番組があり、私もあまり知らなかった情報が報道されていましたので、情報開示します。
番組の冒頭、かんりショッキングなコメントがあり、先進国のほぼ90%以上の国民は既CJD発症の可能性を持っているというものです。番組では、この15年間に発生しているCJDは従来の種とは異なる、変異性のCJD(nvCJD)であることが判ってきたことを伝えており、英国の研究者の発表では、CJD症状を持つ思春期および若年層の患者には従来のCJDとは異なるnvCJD Agentが確認されているそうです。
1985年のNIHの研究報告では、26人のCJD患者の伝搬経路調査によると、ローストポーク、ハム、ホットドッグ、ポークチョップ、生牡蠣によることが判明しています。更に、最近のnvCJDの伝搬経路について、驚くことに十分消毒メンテされていない心電図のセンサーからの伝搬が、ワシントン大学医学部から報告されています。
CDCやエール大学の報告では、従来のCJDは散発性または慢性のもので、年間100万人に1人の割合で発症確認されているものだったが、CJDはアルツハイマー症の症状に非常に酷似しており、かなりのCJDがアルツハイマー症と誤診されているケースがあると指摘しています。ピッツバーグ大学で行われた研究によると、54人の痴呆症と診断さらた患者のうち3名が明らかなCJDを持っていたそうです。エール大学における46名の痴呆症患者の研究においても、6名がCJDであったとの報告がされています。CDCとエール大学の報告は、アルツハイマー症と診断された患者の6-12%はCJDと思われ、米国では400万人のアルツハイマー認定患者がいるので、そのうち25-50万人はCJDであろうと結んでいます。ミネソタ大学神経科の研究報告では、進行性痴呆症患者に行ったオートプシによると、明かにCJDであったことも報告されていました。番組では日本とオーストラリアの大学でもこの手の研究報告がされていると言っております。
CJD発症予防には何がいのか?
CJDはプリオンと呼ばれる異常タンパクが、正常なタンパクに接触し、タンパクの成熟過程を阻害することによって、脳内の細胞がスポンジ状態になる病気です。現状ではこのプリオンが熱に強く、消毒剤などでは阻害できないことがわかっていますが、唯一、塩酸グアニジンによってCJDの伝搬を防ぐことが可能とされていますが、効果のほどには疑問も持たれていることも事実です。
最近の研究報告を見ている限りでは、nvCJDを発病した患者の多くが、高齢者および幼児、または免疫抵抗力が弱くなっていた青年であることがわかっており、もっかのところCJD予防の最大の方法は自己免疫力の低下を防ぎ、活性を高めることだといわれています。
毎日の食生活では不十分な高品質なビタミン・ミネラルを、常用することで免疫活性を高めるようにすることを忘れずに! |
ページTOPへ
|
| ピーナッツは優良な減量食品 ? |
皆さんのほとんどは、ピーナッツをイメージするとき、「コレステロールが多い」「太る」「カロリーが高い」ことを想像するでしょう。
しかし、最新の米国での研究によると、このピーナッツには食欲を抑制する作用があることがわかり、減量には最適な食材ではないかとの期待が持たれています。
この研究は2001年8月の「国際肥満ジャーナル(International Journal of Obesity)」で発表され、Purdue大学(米国)の統計調査では、ピーナッツを頻繁に食べている人のBMI値(標準体重の基準値)のほうが、ピーナッツを食べていない人に比べて低いことがわかり、同大学の研究グループは、ピーナッツの持つ食欲抑制作用およびエネルギーの効率的な燃焼作用による可能性であることを発表しています。
Purdue大学(米国)の食物栄養学部リチャード・マッテス博士が率いるこの研究チームは、おそらく、ピーナッツが持つ高蛋白質と繊維質が、食欲を抑制し、体重増加を抑えているのではないかと結論づけています。
・臨床実験データ-
マッテス博士らによる最初の研究では、約28gのピーナッツ、またはピーナッツバターを毎日規則正しく食べた人のBMI値が、通常の人に比べて有意に低いことを証明しました。この後の研究でマッテス博士らの研究グループは、実験グループを3つに分け、それぞれの状態を経過観察しました。
第1グループ
1週間、1日3回の食事のうち、1回の食事で500カロリーの食材を食べる。ただし、3回の食事で必ず少量のピーナッツを食べる
第2のグループ
1日3回の食事のうち、最低1回は500カロリーのピーナッツを食べる
第3のグループ
1日3回の食事の全てを1回あたり500カロリーのピーナッツを食べる
マッテス博士によると、第1グループと第2グループの参加者のほぼ全員が普段と変わらずに満腹感を感じており、第1グループでは平均100gの体重増加があったものの、博士らが予想していた約3.6kgの体重増加をはるかに下回っていました。
加えて、第1グループの毎日のエネルギー摂取量は予想をはるかに下回っていましたが、それでも彼等のエネルギーの34%はピーナッツで得られていました。
1日3回の食事のうち、最低1回は500カロリーのピーナッツを3週間食べることを指示されていた第2グループでは、1人あたりの平均増加体重の予想は約1.5kgでしたが、予想に反しわずかに約450gの体重増加に留まっていました。マッテス博士は、これはピーナッツの持つ食欲抑制作用によるものであると報告しています。
さらに、1日3回の食事の全てを1回あたり500カロリーのピーナッツを3週間食べることを指示されていた第3グループでは、脂肪の摂取が50%減少し、そのかわりにエネルギーとして必要な栄養をピーナッツから補充していたことがわかりました。
研究前に予想されていた体重の増加はわずかな数値もしくは、全く増加が見られないケースがありました。
「ピーナッツは、高蛋白質で繊維質が豊富な食材であると同時に、今回の研究によって、食欲を抑制する作用があることがわかった」とマッテス博士らは結論ずけています。
また、今回の研究では、Purdue大学で最初に行われた研究でも確認されていた、ピーナッツには、米や小麦などの炭水化物に比べ、5倍以上腹持ちがいい、すなわち食欲を抑制しつつ満腹感を持続させる作用があることがわかりました。
さらに、マッテス博士らは、ピーナッツには食欲を抑制する作用のほかに、体重増加を抑制するような因子がある可能性があることを示唆しています。
ピーナッツには、栄養素として重要な、ビタミン E 、葉酸、カリウム、マグネシウム、及び、亜鉛と同様に、不飽和脂肪、植物蛋白質及び繊維が豊富に含まれているほか、植物性ステロール(ホルモンの源になる)、フラボノイドなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。 |
ページTOPへ
|
| 卵巣癌とガラクト―ス |
1994年の7月に米国のミード医師が報告した牛乳と癌に関する内容は非常に興味深いものです。卵巣癌の発症率と牛乳を含む酪農製品の消費率とは比例すると言うこの報告を裏付けるような報告をボストンの婦人科のダニエル医師が発表しています。
牛乳に含まれるラクト―スという乳糖成分から分解されたガラクト―スを長期間与えられた動物実験によって、多数の卵巣癌が発症しました。卵巣癌で治療中の女性に対する研究調査では、多くの女性がこのガラクトースを分解する酵素を持っていないことがわかりました。因果関係は不明なものの、ガラクトースを分解する酵素の有無と初潮を迎えたばかりの女性の卵巣機能との関係は古くから知られており、「ガラクトセミア」という病名もあります。このような女性には、ラクトースが含まれる食材を摂らないようにする指導が行われています。 |
ページTOPへ
|
| アンチエイジング(老化抑制)のワンポイントアドバイス |
米国でアンチエイジング(老化抑制)はポピュラーになっていますが、日本でも最近話題になっているホルモン補充やコロンセラピーも確かに評価され、1つの市場を築いています。しかし、大半の国民がアンチエイジングを目的に実行しているのは、やはり食事の改善だと言えます。
米国のアンチエイジングを目的とした食事内容改善の10か条スローガンを紹介しておきます。
1.野菜と果物を食べること
1日に最低5種類の緑黄色野菜と果物を食べること
2.魚を食べること
1週間に2-3回養殖されていない冷水域の魚(タラ、サケ、ニシンなど)を食べる
3.お茶を飲むこと
抗酸化物質が豊富な緑茶を1日5杯飲む
4.大豆食品を食べること
1日に50-100gの大豆食品を食べる(豆腐・豆乳が最適)
5.カロリーを考えて食べること
6.悪い脂を食べないこと(マーガリはNO!)
不飽和脂肪酸が豊富なオリーブオイル、フラックスオイル、ボラージオイルを使う
7.肉を控えること
発ガン性物質(HCA:ヘテロサイクリックアミン)の摂取を避ける
8.アルコールは控えること
1週間に2-3杯程度に控える。飲むなら赤ワイン
9.糖分と炭水化物を控える
血管にダメージを与え、糖尿病を誘発する糖分(特に精製漂白されたもの)を避ける
10.ニンニクを食べること
血管と脳の細胞の老化を防ぐ |
ページTOPへ
|
| オリーブオイルはダイエットに最適! |
オリーブオイルを含め全てのオイルは100%脂肪ですので減量に影響を及ぼす可能性があります。したがって、純粋にダイエットを考えているのであればオリーブオイルで痩せようとは考えないほうがいいでしょう。因みにオリーブオイルなど植物性のオイルはこさじ1杯で120カロリーあります。
オリーブオイルは、「地中海ダイエット」としてもてはやされ、LDLコレステロールを低減させる不飽和脂肪酸オイルとしてポピュラーになりましたが、最近の米国心臓病学会誌によると、オリーブオイルそのものが心臓病の危険を減少させるのに役立たないかもしれないとの報告があります。
ただし、オリーブオイルにはビタミンE、ビタミンB群、亜鉛、銅、鉄、カルシウム、マグネシウム、リンなどの栄養素が豊富に含まれていますので、オイルの中では非常に体にいいオイルであることは間違いありません。使うオイルをオリーブオイルに変えることと、適度な量を使うことで健康に貢献することは間違いありません。 |
| ページTOPへ |