| 天然と合成の違い |
|| ビタミンE || || あなたが選んでいるサプリメントには価値がありますか? ||
|| 天然ビタミンと合成ビタミンの違い || || ビタミンCはリサイクルができる ||
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| ビタミンE |
ナチュラルと合成どっちがいいの?
栄養医学研究所に寄せられる質問の中でも常に上位を占める内容が、「ビタミンは天然と合成とどちらがいいのですか?」です。
私が臨床栄養師の勉強をしているアメリカの大学の教授からは、「自然界に存在しないもの、また体の中に存在しないものを摂取することは、青酸カリを飲むことに匹敵する」といつも言われていました。これは至極当然のことであり、出きる限り天然素材抽出または天然そのものを摂取することがいいわけです。
しかし、ビタミンEの場合、トコフェロールを抽出する際そうしてもケミカルを使用するため、その残差が多少残ってしまうことは否めません。 従来から市場に出回っているビタミンEの多くは、ビタミンEアセテートと言って化学合成されたものです。
今皆さんが飲んでいるビタミンEや店で販売されているビタミンEのボトルやパッケージを見てください。dl-αートコフェロールと書かれているものは、このアセテートタイプのものです。
このdの後ろについているLは構造を表すもので、人間はこのLフォームのものしか体内で使用できません。
天然と化学合成で効き方に大きな差があるかと言えば、大きな差はないですが、やはり自然界に存在しない構造物質を体内に入れれば、肝臓などの臓器に負担がかかることはあるでしょう。
むしろ、天然のもの、化学合成のものの議論をする前に重要なことは、そのビタミンEが混合タイプのものか否かのほうが重要なことであることを覚えてください。
栄養医学研究所が提唱する最強のビタミンEは、α・β・γ・δの4つのフォームを含む混合ビタミンEです。
この強力な裏付が米国ジョンズホプキンス大学泌尿器科の研究グループから発表されています。
彼らはビタミンEによる前立腺ガンの治療効果を検討した結果、
1.αートコフェロール単体のビタミンE
2.αートコフェロール含有量が多すぎる、αとγトコフェロールの混合ビタミンE
3.α・β・γ・δの4つのフォームを含む混合ビタミンE
以上の投与による実験の結果、1と2は前立腺ガン細胞萎縮に効果的な血中のγートコフェロールの濃度を逆に低下させてしまい、3の混合型のみがγートコフェロール濃度を増加維持させ、体内フリーラジカル量をも抑制しました。
この結果からわかるように、ビタミンEを選ぶ基準は、α・β・γ・δの4つのフォームを含む混合ビタミンEを選ぶことが重要であるということが理解していただけたでしょうか。 |
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| あなたが選んでいるサプリメントには価値がありますか? |
これから質問する内容に全て答えることができたあなたは、「全てのビタミンが同じであるとは限らない」ことを見極める基礎的な理解を持っていると言えます。
1、どちらのビタミンEが合成されたものでしょうか?
1.d ‐アルファトコフェロール
2.dl ‐アルファトコフェロール
2、どちらのカルシウムが体内で作用するカルシウムを多く含んでいるでしょうか?
1.カルシウム(炭酸) 500mg
2.炭酸カルシウム 500mg
3.ラベルに「天然のビタミン E 配合」と印刷されている商品は「天然のビタミンE」が100%配合されていると考えてもいいでしょうか?
答えはこの下にあります。
消費者が正しくビタミン・ミネラルを選択できない3大背景
1.米国などのようにビタミン・ミネラルなどサプリメントの明確な品質基準が整備されていないこと。
2.どのビタミン・ミネラルがどのように体内に吸収され、どのように作用するかについてのデーターが消費者にはあまり公表されていないこと。
3.医薬品と混同させるような「あいまい」かつ「紛らわしい」広告宣伝が少なくないこと
一方、サプリメントを販売している会社の多くは、自社で製造工場を持つことなく、製造は別なメーカーに委託しているところが少なくありません。このような中で、消費者がビタミン・ミネラルなどサプリメントを選択するときの基準は、「安かろう悪かろう」「高かろう良かろう」という判断基準に頼るところが少なくないでしょう。
自分にとって価値のあるサプリメントを選択するためのポイント
1.ラベルをよく確認すること
1.原材料を確認する-
天然ものと言う言葉に惑わされまいように!- 日本の市場で出まわっているサプリメントの中には、「天然素材を使用」などを謳い文句にしている商品が少なくありませんが、本当に天然素材を使用しているかを十分確認してみましょう。
ビタミンCおよびEは良く確認すること。 ビタミンEが含まれるサプリメントのラベルには必ず「トコフェロール」という言葉が記載されています。大豆、胚芽などの天然素材から作られたビタミンEはこの「トコフェロール」の前に「d」という文字がついています。一方、化学的に合成されたビタミンEの場合、「トコフェロール」の前に「dl」という文字ついて「dl-トコフェロール」となっています。
2.成分量を確認する-
表示成分量がそのまま吸収できるとは限らない!- 日本の市場で出まわっているサプリメントの中には、「吸収効率を高めています」などを謳い文句にしている商品が少なくありませんが、原料素材によってはその成分量が全て吸収されるとは限りません。特に、カルシウム、マグネシウムについては成分素材を良く確認することです。もし、商品に素材成分量が記載されていない場合には購入前に店のスタッフに聞き、実際に摂取できる成分量を確認することをお勧めします。
例1:カルシウム(乳酸) 500mg
例2:乳酸カルシウム 500mg
この2つのカルシウムは日本の市場で出まわっているカルシウムサプリメントに多く使用されている素材成分で、一見すると両方とも500mgですから全く同じ量のカルシウムであるように思われます。しかし、実際のカルシウムの量は全くことなります。例1では、実際のカルシウム量は500mgで、このカルシウムは乳酸から得られたものを意味します。一方、乳酸カルシウム500mgとは、カルシウムと結合している物質(この場合は乳酸になります)の総量が500mgであることを意味しており、実際に摂取できるカルシウムは45mg程度しかありません。 栄養医学研究所で行っている爪を用いた体内ミネラル分析検査でも、カルシウムをサプリメントで摂っている方の中に、実際には体内のカルシウムが不足している方が少なくないことが立証されていますが、このような方の多くが摂取しているサプリメントの素材成分に問題があることが少なくありません。
3.製造年月日を確認する-
ビタミンの劣化は予想以上に早い!- 市場で販売されているサプリメントのラベルには「賞味期限」など、その商品の摂取可能な期限を明記することが義務付けられていますが、問題は賞味期限ではなく、その商品がいつ製造され工場を出荷されたかと言うことです。特に、ビタミン類は素材から製造され工場を出荷された時からその作用効果を失い始めます。工場出荷状態、輸送保管状態にもよりますが、一般的には、工場を出荷された段階ですでに10%の作用効果が失われていると考えられています。サプリメントのラベルに記載されている賞味期限はものによって1-3年を表記していることが多く、実際の製造年月日はラベルからは判断できません。ただし、サプリメントは食品である以上、常に御客様に良質でフレッシュな状態でなくてはならず、サプリメントを販売している店のスタッフはこの点について把握されているべきですので、皆さんがサプリメントを購入する場合には、その商品の製造年月日を確認することを強くお勧めします。店での保管・保存状態にもよりますが、製造年月日から8ヶ月を経過しているサプリメントは、その作用効果の50%は失われていると考えられます。
・作用効果の失活が比較的早い成分
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンB12・葉酸・ビオチン・バイオフラボノイド・イノシトール
4.サプリメント形状を確認する-
日本人にはカプセル形状・パウダー形状が合う!- 日本で販売されているサプリメントには相変わらず錠剤(タブ)の商品が少なくありませんが、成分素材が優れていても、日本人の体質や年齢を考えて作られていない商品であり残念です。食物・サプリメントは胃の壁から染み出してくる胃酸という非常に強い塩酸によって溶かされ分解されますが、日本人にはこの胃酸の分泌が少ない方が予想以上に多いことがわかってきました。また、この胃酸は年齢が高くなるにしたがっても低下してきます。胃酸が少ないということは食物・サプリメントを分解し難い状態であると言えます。多くの錠剤形状のサプリメントは、ニカワのような物質で堅く固められたものが多いために、胃に負担をかけることが少なくありません。このように胃酸の少ない日本人に最適なサプリメントの形状はカプセルまたは水に溶かせるようなパウダーの形状といえます。
2.販売店のチェックをすること
1.保存・保管状態を確認する-
保存状態によってサプリメントの能力は失活する!-
サプリメントに含まれるビタミン・ミネラルは、食材に含まれるビタミン・ミネラルと同様で、「光、温度、湿気」には非常に弱い物質が少なくありません。したがって、サプリメントを販売している店でどのような保存管理がされ、どのような場所に商品が陳列されているかを確認することがポイントになります。湿気が多い倉庫に長期間保管されていたり、西日があたる陳列棚に商品が平然と置かれているようなサプリメントは既にその能力がかなり失われていると考えたほうがいいでしょう。
2.販売店のスタッフの知識を確認する-
スタッフの教育レベルと知識は重要なポイント!- 販売店のスタッフに何も聞いても「それが1番いいですよ」では困ります。これから購入しようとしているサプリメントについて、スタッフがどの程度の知識をもっているかによって、そのサプリメントの善し悪しが決まると言ってもいいでしょう。 |
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| 天然ビタミンと合成ビタミンの違い |
オーガニックビタミン 天然ビタミンと合成ビタミンの違いを一言で表わすと、人間が作った「人口工場で作られたビタミン」か「野菜や家畜の体内工場で作られたビタミン」の違いで、「安定した形なのか」「不安定な形なのか」と言えます。
大部分のサプリメントメーカー(特に、医薬品を主に製造販売するメーカー)が持つサプリメントに対する考え方として、ビタミンの成分を車のエンジン部品と同じように、部品の1つ1つを強力なものにすれば、馬力のある強力なエンジンをつくることができると言う考え方を持っているということです。
このような考え方で作られたビタミンは、いくらでも部品を替えて人工的に強力なものを作ることができると言うことにもなります。
これが「合成ビタミン」の原点です。
しかし、人工的にいくつもの部品で合成されたビタミンは、非常に複雑な形をしていて、その部品の1つでも欠けたり変化してしまうと、正しい栄養素としてのビタミンの効果を発揮できないだけでなく、体にとって非常に危険な効果をももたらす可能性が少なくないと言うことです。
わたしたちの体の中は非常に複雑にできており、合成されたビタミンが体内に入り、複雑な消化、吸収、ビタミンやミネラル同士の複雑な結合などの工程で、不安定な状態になることが考えられます。たとえば、合成ビタミンの飲みすぎによる副作用がこれにあたります。 わたしたちが毎日食べる野菜や肉に含まれる大部分のビタミンは、人間がそれを必要とするのと同じように、野菜や家畜が生きるために必要な栄養素でもあります。
1部のビタミンを除いて、野菜や家畜は自分の体の中でビタミンを合成します。
このビタミンは、人間が人工的に合成したビタミンではなく、いわば野菜や家畜の「体内工場」で作られた非常に安定したビタミンであるということです。
栄養医学研究所では、「天然ビタミン」と言うあいまいな考え方ではなく、「オーガニックビタミン」と言う考え方を唱え、野菜や家畜の「体内工場」で作られた非常に安定したビタミンの重要さを説明しています。 |
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| ビタミンCはリサイクルができる! |
ビタミンCの真実 最近、日本でもアスコルビン酸ということばが一般的になってきまて、多くの雑誌や本でビタミンCとアスコルビン酸はイコールのように言われています。
しかしながら、ビタミンCはアスコルビン酸とイコールではありません。
アスコルビン酸はビタミンCの包んでいる殻のようなもので、言ってみればアスコルビン酸はミカンの皮で、中の実がビタミンCです。
ビタミンCにはバイオフラボノイドと言う色素類やチロシンナーゼと言う酵素が含まれていて、ビタミンC本来の働きで重要な成分はこれらの成分です。皆さんが今飲んでいる「ビタミンC」のボトルを見てください。
もし成分表示に「ビタミンC」としか書かれていない商品はあまり信用できるものではないでしょう。
表示内容に「アスコルビン酸」と書かれている商品でもアスコルビン酸の量が全体の80%以上を占めている商品の場合、残念ながら今あなたが飲んでいるのは「ビタミンC」の1部であって、完全なビタミンCではありません。アスコルビン酸はビタミンCを構成する部品の1つではありますが、ビタミンCそのものではないということです。
体内でリサイクルが可能なビタミンC今やビタミンの代表選手と言ってもいいビタミンCですが、抗酸化作用が強い、免疫力をあげる、美白、風邪予防、抗がん作用など様々な効用が言われており、「なんとなくビタミンCはすごいんだ」くらいは理解していても、ビタミンCが体内でどのように働いているのかについては、意外に知られていないのではないでしょうか。
フリーラジカル
我々の体は約60兆個もの細胞で作られています。この細胞をもっと拡大すると原子という非常に小さな単位になります。この原子のまわりには電子というものがあります。
またビタミン・ミネラル、たんぱく質、脂肪などの栄養素も電子を持っています。
この電子は常にパートナーとなる電子を求めていて、パートナーと結びつくことによって安定した状態になり、細胞も正常に働くことができます。
しかし、現代生活を取り巻く食生活、環境、ストレスなどの影響によって発生する活性酸素のようなフリーラジカルという厄介なものが現れます。
フリーラジカルは細胞の原子同様、安定するために常にパートナーとなる電子を求めていますが、このフリーラジカルは半ば強引に他の細胞の電子を奪い取ってしまう性格をもっています。
フリーラジカルに電子を奪われた場合には非常に不安定な状態となります。
電子を奪われた本人もまたフリーラジカルと化し、次から次へと電子を奪い合う状態となって細胞や栄養素が不安定な状態になります。
このように連鎖的に細胞が不安定な状態になると細胞に異変がおこり、最悪の場合には細胞がガン化してしまうこともあります。
抗酸化物質 フリーラジカルの一番ターゲットになりやすいのが、脂肪酸(多価不飽和脂肪酸)です。
フリーラジカルに攻撃された脂肪酸は「過酸化脂質」と呼ばれる有害な脂質に変化します。
この過酸化脂質はいったん生まれると、過酸化が次から次へ進み、細胞膜に埋め込まれているコレステロールやタンパク質も酸化されてしまいます。
このような酸化物はそれ自体に毒性があるだけでなく、本来の役割を果たせなくなり、大変有害です。
このような連鎖的な酸化の進行を食い止めるための物質として働くものが抗酸化物質と呼ばれるもので、細胞膜組織に強力なバリアーをかけておくことで、フリーラジカルも容易に酸化の連鎖反応が起こせなくなります。
そこで抗酸化物として働くビタミン、ミネラルなどを十分に摂取することが、フリーラジカルの影響を抑えることになるわけです。
ビタミンCの働き
ビタミンCは自分を犠牲にしてフリーラジカルと戦ってくれる救世主!
@ビタミンCは2つの電子をもったビタミンで、フリーラジカルに接触すると、この電子を2つのフリーラジカルに差し出してフリーラジカルを安定したおとなしい状態にさせてくれます。
A2つの電子を失ったビタミンCは、ジヒドロアスコルビン酸という2つの電子を持たないビタミンCに変化します。
Bジヒドロアスコルビン酸は体内での寿命が非常に短く、わずか数分で消失してしまいます。
一般的にビタミンCはすぐに尿から排泄されてしまうという背景には、飲んだビタミンCが体内のフリーラジカルをおとなしくさせてくれた結果、ジヒドロアスコルビン酸となって尿から排泄されるためです。
Cしかし、2つの電子を失ったジヒドロアスコルビン酸はリサイクルが可能なビタミンCでもあります。このリサイクルの役目を持つのは細胞の中にあるミトコンドリアです。2つの電子を失ったジヒドロアスコルビン酸が数分以内にミトコンドリアから2つの電子をもらうことによって再びビタミンCとなります。しかし、数分以内にミトコンドリアから2つの電子をもらうことができなかった場合には完全に体内から消失してしまいます。
D常に体内の細胞が正常に働く状態であって、ミトコンドリアも正しく元気に働けるようであれば、人間の体内でビタミンCはリサイクルができるわけです。
なぜビタミンCが大量に必要になるのか?
1.一方で、血液の中の白血球も体内に侵入してきた細菌、ウィルス、カビや体内でガン化した細胞と戦うためにビタミンCを必要とします。
2.細菌、ウィルス、カビや体内でガン化した細胞、または化学物質、有害金属などによってミトコンドリアがダメージを受けてしまうと、ミトコンドリアはジヒドロアスコルビン酸に電子を与えることができなくなり、ビタミンCとしてリサイクルすることができなくなります。つまりビタミンCはまたたく間に消失していってしまうわけです。
3.ダメージを受けたミトコンドリアはさらにフリーラジカルを作り出すことなり、結果として細胞が炎症をおこすこととなります。
ビタミンCの作用を最大限に発揮させるためには?
ビタミンCに電子を供与してくれるミトコンドリアの働きを高めてあげることがポイントになります。
では、ミトコンドリアの働きを高めてあげるためにはどうすればいいのか?
ミトコンドリア自体も酸化し易く、ビタミンCに電子を供給でき難くなるばかりでなく、エネルギーを作りだすこともできなくなります。そこで、ミトコンドリアの酸化を防ぐためにバイオフラボノイド(ケルセチン、ケンフェロールなど)という非常に抗酸化作用の高い物質をビタミンCとともに摂取することによって、ミトコンドリア自体の酸化を防ぎ、ビタミンCに電子を供給できる能力を高めてあげることが、ビタミンCのリサイクル効率を高めることになります。
だからビタミンCは皆さんが想像している以上に摂取しなければならないのと同時に、ビタミンCの作用効果を最大限に発揮させるために、バイオフラボノイドを摂取することが重要であるということなんですね! |
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