| 便の簡易チェック方法 |
栄養医学研究所
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食餌性アレルギーの原因とされるLGS(Leaky Gut Syndrome)によって栄養素の吸収障害が引きおこされている可能性も確認する初歩的な検査としては、以下のとおりですので1度行ってみてください。 |
・便による食材の未消化状態の確認 |
@1日目
アレルギーがないことを確認したうえで、穀類(米、小麦など)・炭水化物・動物性タンパク質・脂肪類の4つの食材類から各2品目を使った食事を夕食で摂る。このとき使った食材をメモしておく。
A2日目
朝、または前日の夜以降はじめての排泄された便を、水を張った洗面器またはボールなどに入れる。
割り箸で便を可能な限り細かくほぐして、2分間そのままにする。
水面に脂の膜が張っているかを確認する。
次ぎに、ほぐした便の中に前日夜に食べた食材の未消化なものがあるかを確認しメモしておく。
B3日目
アレルギーがないことを確認したうえで、穀類(米、小麦など)・炭水化物・動物性タンパク質・脂肪類の4つの食材類から各2品目を使った食事を夕食で摂る。このとき使った食材をメモしておく。
夕食の時にレモン果汁を薄めた水(100%レモン果汁と水を3:1の割合で薄めた水を120ccほど)を食事と一緒に飲む。
レモン果汁を薄めた水の飲み方
・ 1口食べたら1口を飲む。
・ これを2回続ける
C4日目
朝、または前日の夜以降はじめての排泄された便を、水を張った洗面器またはボールなどに入れる。
割り箸で便を可能な限り細かくほぐして、2分間そのままにする。
水面に脂の膜が張っているかを確認する。
次ぎに、ほぐした便の中に前日夜に食べた食材の未消化なものがあるかを確認しメモしておく。
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| ・未消化物の確認判定 |
2日目の便中に、前日夜に食べた食材のうちで下記の食材が未消化で残っていた場合には消化酵素の生産および分泌不足、胃酸の分泌不足またはpHが多少アルカリ傾向であることが疑われ、それにともなう小腸におけるLGSの可能性が考えられる。
@ 穀類(米、小麦など):アミラーゼの不足
A 炭水化物:アミラーゼの不足
B 脂肪類:リパーゼの不足
C 動物性タンパク質:プロテアーゼの不足
また、脂の膜が浮いているようであれば、リパーゼなどの脂質分解酵素がうまく機能していないことが疑われる。
3日目の夕食ではレモン果汁を薄めた水を食事とともに飲んでいるために、胃酸の分泌不足を補うために、4日目の便中には、前日夜に食べた食材のほとんどが消化さるはずですが、この場合でも前日夕食に食べた食材の50%以上が未消化である場合には、胃酸の深刻な分泌不足に加えて、ガストリン、ヒスタミン、およびペプシンの分泌機能障害が考えられる。
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| ・胃酸分泌判定確認 |
3日目の夕食後、2-3時間後の食後感を確認する。
@ いつもよりすっきりした感じで、空腹感を覚えるようであれば胃酸の分泌は不足傾向であるか、pH値がアルカリ傾向である可能性がある
A いつもより胃が重い感じで、わずかでも痛みを覚えるようであれば胃酸の分泌はほぼ正常で、pH値も適正範囲である可能性がある
胃酸分泌不足の改善については、本来塩酸ベタインがいいと思いますが、日本人には多少きついように思います。また、アメリカ人との習慣の差から、食事中に塩酸ベタインのカプセルをテーブルにだし、食事と一緒にカプセルを飲むことに対する抵抗感はいなめないと思います。
便は食べた物の素材と分量によって、量や臭い、色が決まってきます。
食べたものと出たものとの対応関係がおかしいときは、消化管のどこかに異常があると考えられます。
1.赤色便
赤い着色料を使った食品や、スイカ、トマトを食べた後に赤い便が出ることもあります。
鮮血が便といっしょに出た場合、多くのひとが切れ痔と考えがちですが、大腸ガンでも直腸に出来たガンの出血だと、痔からの出血と区別することが難しいので、血便が出たら、腸の専門医に行くことが大切です。鮮血便や粘血便のような赤い便は、おへそより下の器官、大腸などで出血があった場合に出る便です。
2.黒色便
黒いコールタール状の便の出る場合は、食道、胃、十二指腸の異常が考えられます。胃潰瘍、十二指腸潰瘍などで出血があると、血が便と混ざり合うため、黒いタール便になるのです。心配のない黒色便は、赤ワインの飲み過ぎの場合、抗生物質や下痢止め、造血剤などの薬を飲んだ後でも起こります。
3.緑色便
溶血性黄疸の場合は、泥状や水状の緑便が出て、顔が黄色くなります。これは、赤血球の破壊が異常に進み、胆汁が出過ぎて、腸での吸収が間にあわないためにおこる現象です。また、小腸、大腸の働きが十分でない場合も、腸で胆汁が再吸収されずにそのまま排出されると便が緑色になります。極端な場合は、緑黄色野菜の食べ過ぎで緑便が出ることもあります。
4.灰白色便
白便が出たら、胆石や胆のうガンなどで胆汁の進路をふさいでいる可能性があります。また、膵臓に炎症がある場合でも、消化酵素として重要なアミラーゼが正常に分泌されないため、肉などが消化しきれないまま便になり、白便となってでることがあります。
5.正しい便
正しい便とは、バナナ2個分(100g〜200g)くらいの量で、半固形で、腸内に善玉菌が多い場合は、腸内の環境が弱酸性に保たれていますので、便の色は黄色に近い色になります。また、肉類や脂肪類を多く摂ったり、腐敗菌が多くなると環境がアルカリ性になるため、便の色は茶褐色から黒褐色になってきます。
健康であるためには、黄色に近い便を維持することが重要といわれています。
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